【ORACLE MASTER】12cのBronze合格までの流れ
先日ORACLE MASTER Bronze Oracle Database 12cの認定資格試験に合格しました。
今回は合格までの勉強法等をまとめておきます。参考になれば幸いです。
【2021/05/09 追記】
2020年に新しい資格体系の試験が始まっています。(この記事は一つ前の体系のものです)
試験範囲などはコーソルさんのブログが参考になりますので、ご参照ください。
cosol.jp
ORACLE MASTERについて
ORACLE MASTERはOracle Databaseの認定資格です。
IT資格の中でもポピュラーなもので、Bronzeくらいはアプリ開発の方も取得しておいて損はない資格だと思います。アプリ開発者でも知っておいて損はないRDBMSやSQLに関する基礎知識が身につくような印象です。
Bronze→Silver→Gold→Platinum
の順に難易度が上がっていきます。
ちなみにBronzeは国内のみの資格ですが、SilverからOracle Certification Program(世界共通の認定資格)と紐づけられます。対応は次の通りです。
- Silver:Associate (OCA)、
- Gold:Professional (OCP)、
- Platinum:Master (OCM)
詳細はこちらに結構まとまっています。
proengineer.internous.co.jp
合格までの流れ
受験順
研修等を運営しているOracle Universityのサイトに認定までの流れが書いていますが、最初にSQL、次にDBAの試験受験の流れが王道のようです。(実際にはどっちを先に受けても問題ないのですが...)
私の場合は実務で必要になってから受験を計画し始めた経緯もあり、DBAの学習から始めました。受験順は次の通りです。
勉強ペース
ORACLE MASTERの試験に向けた勉強のペースはこんな感じでした。(★を付けた期間は頑張っていた期間)
DBAの合格まで
2018年10月初め~10月中旬:★
集中的にDBAのテキストを1周する
(有難いことに業務中に1日3時間ほど学習時間を頂けていた)
2018年10月中旬~11月末:
問題演習が中心
(案件が始まり、週末に学習時間をとるのみ)
2018年12月初め:
DBA合格
勉強法
使用したテキスト
いわゆる「白本」と呼ばれるやつです。
【オラクル認定資格試験対策書】ORACLE MASTER Bronze[Bronze DBA 12c](試験番号:1Z0-065)完全詳解+精選問題集(オラクルマスタースタディガイド)
- 作者:エディフィストラーニング,飯室 美紀,西 昭彦,岡野 友紀
- 発売日: 2015/03/27
- メディア: 単行本
大きな勉強の流れ
1. テキスト1周する
2. 問題演習する
⇒理解の浅いところをテキスト読み直して理解を深める
問題演習する中で、「あ~こういうことか!」のように理解を深めていけるところが資格試験のいいところです。最初は「どこに書いてあったけ?」って探すのに時間をかけちゃうんですけど、慣れてくると「あそこに書いてあったな」って感じになっていきました。(受験勉強の頃を思い出します)
最後に
当初の目標は以下の通りだった気がしますが、いろいろ業務の忙しさ等を言い訳にして勉強さぼってしまったので2か月くらい計画から遅れた感あります。
- 10月末にDBA合格(1ヵ月目安)
- 12月末にSQL合格(2ヵ月目安)
目標に達しないことを見越して、高めに目標を立てておくということの有用性を感じました。高めの目標にしておけば、届かなかった場合でもある程度のレベルには達していることを狙った戦略です。上記の目標を立てていなかったら、もっと時間かかっていたはずです。
そんな感じで、次のSilver合格に向けたスケジュールを立ててみようと思います(´-ω-`)