データベース技術調査ブログ

LinuxやPostgreSQL、Oracleデータベース、AWSの知識をアウトプットしていきます

【ORACLE MASTER】12c Gold合格までの軌跡

実は9月の頭にORACLE MASTER Goldの試験に合格したので今回は合格にあたっての軌跡をまとめます。


【2021/05/09 追記】
2020年に新しい資格体系の試験が始まっています。(この記事は一つ前の体系のものです)
試験範囲などはコーソルさんのブログが参考になりますので、ご参照ください。

cosol.jp


1 試験範囲について

すごく大雑把に言うと大きく3つのテーマがあります。

  1. バックアップ・リカバリ
  2. 移行
  3. マルチテナント(コンテナDBでの管理といってもいいのでしょうが...)

それぞれの出来具合

バックアップ・リカバリ)★業務経験あり
バックアップ・リカバリは比較的業務知識が生かせて楽々でした。

移行
移行に関しては業務でも触ったことがなく、実機で検証したことが無かったので机上だけの薄っぺらい知識だけでした。
移行の方法はバリエーション豊かなのでそれぞれの方法の詳細は実機触っておらず試験中に自信がなくなってしまいました。

マルチテナント
12cからの新機能であるマルチテナントは大まかな管理方法は実機を触っていましたが、細かい所を突っついてきてやっぱり自信がなくなってしまいました。


個人的には大事なところを間違いなく抑えておいて、実務ではちゃんと調べながら手順を作っていくので問題ないと思うのです。そんなスタンスで受験したら、細かい所を付かれて四苦八苦してました(^_^;


何とか合格は出来たものの、今後触って無かった機能の検証をしてこのブログで手順残しておこうと思います。


2 試験対策について

参考書

いわゆる「黒本」を使用しました。

個人的にはこれ1冊あればとりあえずは合格できると思います。
フラッシュバックテクノロジーの一部に関しては詳細をマニュアルで補いましたが、それ以外は基本的にマニュアルに目を通すことは無かったです。


細かい動作を検証する際にはマニュアルベースで進めますが、Goldレベルになると内容が深くて疲れるので、まずは取っ掛かりとしてテキストで勉強を始めてみるのがいいと思います。

個人的にはKindle版の購入をオススメします!Kindle対応してるので、スマホで見ても見やすのはポイント高いです!電車の中でスマホで勉強出来るので、おすすめです(*´ω`*)


あと、翔泳社IDの登録が必要ですが、巻末の問題集を演習できるウェブアプリも付いてきます。寝っ転がりながらタブレットでポチポチ出来るので、おすすめですヾ(*´∀`*)ノ


Goldの範囲は狭く深いのですぐに飽きてきまてしまうので、問題を気軽に解ける環境があると低モチベでも無理やり一定の学習の質を保てるんですよね〜
この問題集だけで買う価値あると思います(≧ω≦)


Gold認定セミナー

Goldの認定のためには対象となる有償セミナーの受講が必要ですが、私はパフォーマンス・チューニングを受講しました。
最初は管理ワークショップを受講しようと計画して申し込んだものの2回も開催中止になり、結局受講しなかったです。

認定試験に関しては以下のサイトに記載されています。(リンク切れていたらごめんなさい)


要履修コース一覧(DB) | Oracle University



試験対策という点では大きく関係しない分野ですが個人的にはDBの導入から運用に至るまで付きまとうパフォーマンス問題に関する土台となる考えや知識がつくのでオススメです(^^)



3 まとめ

とりあえず、Gold取得しようと思った時のフローは以下がオススメです。

1) 黒本をKindle版で買う
2) 一通り流し読み(通勤電車とか)
3) 問題演習Webアプリを解いて苦手を洗い出す
4) 苦手なところを重点的に対策する


Goldの試験はちょっと難しいですが、そこまで身構えることなくちゃんと対策すれば受かる試験だと思いますので頑張りましょう!


4 最後に

次はPlatinumだ!というところでしばらくCloud系の案件に入ってしまうのでOracleに触る機会が減ってしまって(;^ω^)
# Oracle Databaseも継続して少しずつ勉強していこうとは思っています。


Oracle Cloudの検証とかできればいいなと思いつつ、最近はAWSの勉強とかしてます。アーキテクトとしていろいろ設計できるようになりたいものです。