データベース技術調査ブログ

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【注意】SagaMaker Canvasのセッション料金がやばい

自分の検証用途で利用しているAWSアカウントでBudgetのアラートが飛んできて、何がそんなにお高いのかと調べてみたら、SageMakerが25ドルくらいになっていました。

SageMakerは確かにCanvasとかちょっと立ち上げてみたから、そのせいかなと思いつつも、1,2時間くらいちょっと触って本格的な学習はしていないので、なんでこんなに高いのだろうと調べてみたら、どうもセッションが13時間ちょっと起動していたようでした。

$1.9 per Hrs for Canvas:Session-Hrs:RunInstance in Asia Pacific (Tokyo)13.504 Hrs$25.66

さっそく、SageMakerのアプリを削除しておきましたが、絶対に13時間も使っていないので、これ如何にとドキュメントを探ってみました。

そしたらSageMaker Canvasのセッションの切り方に関してドキュメントがありました。
docs.aws.amazon.com

大きく2種類あるようです。

  1. 左パネルのログアウトボタンを選択する
  2. コンソールでアプリケーション削除する

To log out, choose the Log out button on the left panel of the SageMaker Canvas app.
You can also log out from the SageMaker Canvas app by deleting the app in the console.

実際、ログアウトボタンをクリックしてログアウトしようとすると504エラーになっていたので、どうやらログアウトできておらず、セッションが残り続けていたようです。


(エラーを無視せずにちゃんとドキュメントに従ってアプリケーションの削除をしておけばよかったです。結構お金に関わるところなので、検証用途の場合はもちろん、本番運用しているような方でログアウト処理でエラーが出るような場合はちゃんとアプリケーションの削除するのに加えて、サポートに問合せして事象を解決するようにした方がいいです。数千円が1日で消えます。セッションはおそらくユーザ当たりなので、本番は特にやばめ。)



エラーが出たことに対して思い当たる原因はVPC内でインターネットに出ない環境のドメインの環境を作成してどうやったらアクセスできるのかを検証だったので、何かしら足りないVPCエンドポイントがあったりしたのかもしれないです。
(あんまり気に留めていなかったですが、結構お財布的に重大なエラーでした)