【PostgreSQL】「[改訂新版]内部構造から学ぶpostgresql 設計・運用計画の鉄則」を読んでみた
これからのCloud時代のDBAとしてOracle Databaseだけでなく、PostgreSQLについても知っていると強いので勉強しています。(というか最近Oracle触っていないな~)
ネットで調べることに限界を感じたので、何かわかりやすい本はないかなと探してみました。次のポイントを押さえている点で以下の本を選んでみました。
・RDBMSの基本はわかっている人向けのレベル・設計要素もある程度わかるようになれそう
・高可用性のところの知識が付きそう
・チューニングの基礎がわかるようになりそう
・Linuxベースで実機操作もできそうなコマンド例が欲しい
他の本でも上記の要素はありつつもアプリケーションよりの方はいったんどうでもいいとしてDBA寄りの知識にフォーカスした本ということをレビュー等から期待してKindle版をポチっとしてみました(´・ω・)┓ ポチッ
実際に読んでみてどうだったか
概要とかは商品の説明とか読んでもらったらいいのですが、個人的には「まさにこういう本が欲しかった」というレベルで満足でした。
一部演習などは自分の手で動かしての確認を並行で進めていたので時間はかかりましたが、その分理解は深まりました。学習用の仮想環境の準備やコマンドメモは少しずつアウトプットしていければと思います。(本に記載されている例の一部再現できないものをありましたが。)さすがに深い内容はドキュメントを参照する必要がありますが、参照先を書いていてくれるので少しずつドキュメントと仲良くもなれます。
ドキュメントと仲良くなると、基本的なことはドキュメントの焼き直しなのだなと分かってきます。その中でも絵で内部構造等を整理してくれていたり、実際に使用する立場から見た注意点が書かれている点がこの本のいいところだなと思いました。
この本を読んだ後に何をしたか
せっかくならOSS-DB Silverという試験があるのでその勉強をして理解度をチェックするといいと思います。個人的にOSS-DBの取得は今年度の目標でもあるのでまずはOSS-DB Silverの対策本を解いてみました。
徹底攻略OSS-DB Silver問題集[Ver.2.0]対応
- 作者:SRA OSS Inc. 日本支社 正野 裕大
- 発売日: 2020/04/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
あとはPostgreSQLはいろんな拡張モジュールがあったり、まだ読み込めていないドキュメントの中の細かい機能を検証したりしていこうと思っています。
目下、pgauditは動かして検証してみたいと思います。
本の演習として作ったコマンドメモはシリーズものとしてゆっくりアウトプットしていく予定です。